【就活生必見】法学部出身者が証券会社に就職するには?

法学部と言えば、世間的なイメージでは、法律を勉強し、弁護士や裁判官を目指すところ、という印象が強いかもしれません。しかし実際には、法学部出身だからといって、必ずしも法律関係の職に就くわけではありません。むしろ、半分以上の卒業生が、就職活動を通して、一般企業に就職している大学が大半です。

その中でも、法学部出身者の就職先として人気が高いのが証券会社です。証券会社は、有名大学の法学部では、就職先企業のベスト10に必ずと言って良いほど顔を出します。

この記事では、法学部出身者の就職先として人気が高い証券会社へ就職する際のポイントをまとめます。

証券会社の仕事とは?

証券会社は、学生生活を送る中では、ほとんど関わることがない企業です。名前から、何となく、株に関わる仕事をしていることはイメージできますが、仕事の実態は良く分かりません。証券会社とは、どのような仕事をしている会社なのでしょうか?

証券会社は、株にまつわる様々な取引を行い利益を得ている会社です。取引方法には、様々な種類がありますが、最も主だったものは、顧客の株式売買の取次を行い、その取次手数料で利益を挙げるブローカー業務、自ら株式を売買し、自社の利益を挙げるディーラー業務、顧客の資産を預かり運用し手数料を得るアセットマネジメント業務などがあります。

平たく言ってしまえば証券会社は、一般的なイメージどおり、様々な形態の株式の取引により利益を挙げている会社なのです。

法学部出身者は証券会社への就職に有利なのか?

株式にまつわる仕事を行う証券会社ですが、法学部出身者は就職が有利になることはあるのでしょうか?

結論から言えば、証券会社への就職にあたり、法学部出身だからと言って有利になることはほとんどありません。

証券会社の社員の大半は顧客の株式売買の取次や資産運用を行う営業職の社員です。もちろん法務部門など、法律に携わる仕事をする人もいますが、多くの場合、営業職に就き、全国にある証券会社の支店で営業活用を行うことになります。

そのため、仕事の中では法律よりもどちらかと言えば、経済学や、商学の知識が必要とされることが多く、法学部での学問が直接的に仕事の有利不利に結びつくことはありません。

強いて有利な点を挙げるとすれば、証券会社には、法学部のOB・OGが多く就職しているという点です。就職活動を行う上で、OB・OGとコネクションを持つことができれば、仕事の実態をリアルに知ることができ、企業選びを行う上での有益な参考情報を得ることができます。

法学部生が証券会社へ就職する際のポイントとは?

では、法学部出身者が証券会社に就職する際、どのような準備をすれば良いのでしょうか?

先述の通り、法学部での学問は、証券会社の仕事に直接的に約に立つ訳ではありませんが、真剣に取り組むことにより、就職する際の大きな力になることもあります。

ポイントその1:様々なことを経験する

証券会社へ就職する際、最も重要視されるのが「人柄」です。証券会社は、非常に高額な資産を取引します。そのため、証券取引にまつわる知識はもちろんですが、顧客から信頼を勝ち得るだけの人間的な力が重要視されます。

証券取引にまつわる知識は、入社後、後付でいくらでも学ぶことができますが、人間的な深みは、日常的に様々な経験を積むことでしか培われません。学生生活のうちに法学部の学問でも、サークル活動でも、何かしら夢中で打ち込むことができる経験を積むと、人間的な深みを増し、人から信頼してもらう力を得ることができるでしょう。

ポイントその2:目標意識を持つ

証券会社の仕事において重要なのは、目標をクリアするということです。証券会社は、会社にもよりますが、売上や利益について、厳しい目標(ノルマ)が設定されることがあります。仕事のうえで、設定された目標に対し諦めず、貪欲に取り組むことが求められます。

もちろん目標に対するハングリーさも、仕事を初めてからでも身につけることができますが、学生生活のうちから、学問やサークル活動において自ら目標を課し、それをクリアする習慣をつけておくと、就職活動の際、その力をPRすることができるでしょう。決める目標は例えば、「次の考査で必ずAを取る」「次の大会で○位以内に入る」など、些細な出来事でもかまいません。自ら目標を立て、それをクリアできるまで努力する、という習慣が武器になります。

ポイントその3:人と接する機会を増やす

証券会社の仕事では、多くの人と会って、円滑なコミュニケーションを図ることが求められます。

コミュニケーション能力も一朝一夕で身につくものではないため、学生生活のうちから、ゼミやサークルやアルバイトで積極的に役割を担って、多くの人と関わる機会を持つことが重要です。

 

特に、学生同士だけではなく、現役の社会人や高齢者の方など、自分と世代の異なる人と接する機会があると、就職面接や仕事での対話も円滑に運ぶことができるでしょう。

 

まとめ

証券会社は、法学部出身者にとっても人気の就職先ですが、実は法学部の学問と証券会社の仕事内容にはほとんど関連性はありません。

証券会社は、顧客の多額の資金を運用する仕事のため、学術的な知識よりも、人と対話し、信頼を得ることができる人間的な力を重視する傾向があります。大学生活のうちに学問でもサークル活動でも、何かひとつ夢中で打ち込める活動を見つけ、その中で多くの人と関わりながら決めた目標を達成する、という経験ができれば、証券会社に就職するうえでの大きな武器となってくれるのではないでしょうか。