法学部生の主な就職先と公務員試験を目指す場合の受験対策について

法学部では、法曹を目指す人だけでなく、公務員として働きたいという人も多いですよね。

今回は、法学部で学べるスキルからどう公務員試験につなげるのかという事についてご紹介します。

法学部で学べるスキルと就職先について

法学部は法律を通じて社会の様々な課題を解決し、論理的思考や合理的判断力を高める能力を養う学習ができます。

法学部には「法律学科」や「政治学科」などの学科がありますが、いずれの場合も法律をベースに様々な諸問題を合理的に解決していく方法を学びます。

法律は人間社会と密接に絡み、人々は法律に基づいて社会生活を営んでいます。

そのため法律を勉強することによって社会問題への関心が高まりやすく、大学卒業後は法曹界や公務員に就職する人も多いのが特徴です。

また実際の資格試験でも法律に関する問題が出題されることも多く、日頃の勉強を活用できる利点もあります。

「法曹界」とは、法律関係の仕事につく人のことであり、弁護士、裁判官、検察官を総称して呼ばれる場合が多いです。

もちろん法律の仕事に携わる資格は、それ以外にも司法書士や行政書士など複数存在し、各自がその目的に応じて資格取得を目指します。

資格取得のためには、司法試験などそれぞれに課される資格試験に合格する必要があります。

司法試験の場合は、一般的には法学部で勉強した後に法科大学院に進み、そこで勉強した後に司法試験の受験という流れになります。

そして、就職先として「公務員」を希望する人が多いのも法学部の特徴です。

公務員は、国や地方の運営業務に携わり、国民や住民に対して各種の行政サービスを行う仕事です。

国家公務員、地方公務員、警察官、消防官など様々なものが存在します。

公務員になるためには公務員試験に合格する必要がありますが、試験の内容には法律関係についての出題も多く、法学部出身者にとって取り組みやすい部分があります。

また一般企業に就職する際にも、法学部特有の論理的思考や法律の実用知識が評価され、就職に強いと言われています。

一般企業の場合は、商社やメーカー、金融、サービス業など幅広い就職先に多くの卒業生がいます。

企業の法務部門に配属される場合もあれば、営業や総務など一般的な業務に携わる場合もあります。

公務員試験に合格するために必要なこと

公務員に就職するためには、公務員試験に合格する必要があります。

公務員試験では法律に関する知識を問われることも多く、法学部で学んでいる人は受験対策面においても学校の勉強をうまく活用していけばいいでしょう。

特に法学部の場合は周囲に公務員を目指す人も多くいるため、お互いに情報交換や励まし合いながら資格取得を目指していく仲間がいることもモチベーションの維持につながりやすいです。

大学生活とうまく連携させて自分の勉強進めていけば、受験対策としてメリットも大きいでしょう。

大学では公務員試験向けの対策講座を受講できるので、それらもしっかり活用していくことが大切です。

但し、同じ公務員試験でも、国家公務員と地方公務員とでは出題の内容に違いもあります。

地方公務員試験の中には、教養問題中心の出題をするところも多いです。

自分が志望する先の出題形式や問題内容などの情報収集をしっかり行っておくことが大切です。

公務員試験対策で身についた法学部の知識は就職後も役立つ

法学部で学んでいることは公務員試験の対策にもつながりますが、実際に自分が公務員になった後にも法律の知識は重要になります。

各種公務員は、その業務において法律の知識を持っていることは業務を円滑に進める上で大切な要素です。

公務員は国民や地域住民と密接に接した仕事になるため、社会全体が法律を基盤に運営されている以上、公務員にとって法律知識は必要不可欠なのは当然です。

単に試験として必要だからということではなく、就職後もその知識は大いに活かされるという部分を理解しておくことが日常の勉強を進める上で大切な点です。

就職後の仕事に備えた準備という観点からも、受験勉強を活用していくといいでしょう。

周りの雑音を気にせず公務員試験に向けて邁進していく

大学で学んでいく中で、自分の大学がどの程度の公務員試験の合格者を出しているのかが気になることがあります。

公務員試験の合格率があまり高くない場合に、それだけで意欲を失ってしまいがちになる人もいますが、あくまで受験は個人がするものであり、過去の実績や周りの合格率を気にしないようにすることが大切です。

同じ出身大学の公務員合格者が多いからといって、自分が合格するとは限りませんし、また少ないからといって自分が不合格になるということでもありません。

目標を明確にし、公務員試験の受験対策を効率的に行っていくことによって、合格に近づいていくことも可能です。

学習プランを作成し、長期の受験勉強を継続して行う意志が必要になります。

そのためには大学の公務員対策講座などを積極的に受講し、粘り強い勉強はもちろんのこと、同じ講座に集まる同じ目標を持った人と刺激し合うことも大切です。

また国家公務員と地方公務員とでは業務の内容に違いがあるように、自分が受験する公務員の実際の仕事内容についても理解を深めておくとよいでしょう。

公務員試験は併願して受験する場合も多くあるため、試験内容や出題傾向が似ていれば受験対策としてもしやすくなるでしょう。