大学サークルでのトラブル事例〇〇選とその対処法とは?

大学生活で最も楽しみな出来事といえば、サークル活動ではないでしょうか?同じ趣味を持った仲間と活動をし、大学生活で最も思い出に残っていることになるといっても過言ではありません。
しかし、間違ったサークルを選んでしまったり、トラブルが起きてサークルの他のメンバーとよくない雰囲気になってしまったりすると、この一番の思い出が悲しい思い出となってしまうかもしれません。それを未然に防ぐために、新入生向けのサークルの選び方、そしてトラブルの例やその対処法をここで紹介したいと思います。サークル選びが心配な新入生の方や、今、サークルに入っている現役大学生の方、ここでトラブルを未然に回避して、楽しいキャンパスライフを送ってください。

1、そもそも学内サークル・インカレとは?

大学には大きく分けて「サークル」、「部活」の2つの団体があります。「サークル」とは、学生自身が立ち上げた、課外活動を行う団体のことで、高校の部活動とは違い活動日程や活動内容などを学生自ら判断し、運営しています。この「サークル」の中にも、「公認サークル」と「非公認サークル」のように分かれており、「公認サークル」は大学からサークルの存在を認められたもので活動内容が明確であり、比較的サークルに入りやすいです。しかし、「非公認サークル」は「公認サークル」と変わらないくらいの質のものがほとんどですが、ごくたまに活動内容が明確ではないものもあり、そういうようなサークルは注意が必要になっています。
また、サークルに基本的に同じ大学の学生がメンバーとなり活動している「学内サークル」と呼ばれるものと、複数の大学の学生がメンバーとなり活動をする「インカレサークル(インターカレッジサークル)」と呼ばれるものもあります。他大学の学生と活動することで交流関係が広がります。しかし、この「インカレサークル」、少しサークル選びの面で注意が必要になってきます。これについては、のちに説明します。
「部活」は高校の部活動と遜色無いものとなっています。変わる点があるといえば、練習内容が学生自身で決められているということです。高校とは違い、練習内容は学生自身にゆだねられていますが、大会やコンクールに向けて日々精進するという点では高校の部活と変わらないものとなっています。

このように、大学には「サークル」、「部活」の二つの団体があります。まず、このどちらに所属するかによっても大学生活が大きく変わりますよ。

2、新歓ではわからない、サークルの素顔の知り方

晴れて、大学に合格した後、大学の入学手続きや合格者相談会のようなものがあると思います。そこで待ち受けているのがサークルの新歓活動です。たくさんのサークルが新入生の周りに集まり、ビラを渡したり、LINEのグループに招待したりしてサークルの宣伝活動をします。基本的にはサークルの活動内容や活動の様子などはそこでわかるのですが、サークルの活動以外の様子や、サークルのメンバー事情、恋愛事情などは隠されていることが多いです。では、そのようなサークルの裏情報、サークルの素顔の情報を得るためにはどうすればよいのでしょうか。大きく分けて二つの方法があります。
・大学の先輩に聞く
・同級生の友達を作り、その人に聞いてみる
まず一つ目の「同じ高校の先輩に聞く」、ですが、情報戦の鉄則です。新しい環境で分からに事や知らないことなどは先輩に聞いてみるのが、情報が正確で聞きやすいと思います。先輩も同じ高校を出た後輩ということで親近感を持って接してくれる場合があります。また、高校の先輩でなくとも新しく始めたバイト先に先輩がいるかもしれません。仲良くできる先輩が2人、3人いるとサークル選びだけでなく、大学の勉強の話など様々な情報を得ることができます。

二つ目の「同級生の友達に聞く」は、大学に高校の先輩がいないという方におすすめできる方法です。また、高校に先輩がいる方でも同級生の方が聞きやすいという方もいらっしゃると思います。先輩がいるかいないかにかかわらず、この「同級生に聞く」という方法はおすすめできます。同級生の中には仲の良い友達がたくさんいて、情報がたくさん回ってくるような人がいます。その人と仲良くしておくとサークル選びだけでなく、大学生活の様々な面で有利になること間違いなしです。

この二つの情報が正確で早く情報が得られますが、自分で調べるという方法もあります。
多くのサークルはツイッターのアカウントを持っており、日々の活動をツイッターで紹介していることがあります。その活動の様子を見てみることで、活動の様子はどのような感じなのか、毎回の活動に人はどれくらいの人数来ているのか、飲み会の様子はどうなのかなどが目に見えてわかります。下調べをしておくことでサークルに入った後での圧胴の様子のギャップに驚くことはなくなると思います。

サークル選びの鉄則は「人に聞く」、「自分で調べる」の2点です。この2点を守ってサークルの情報を知っておけば、サークル選びに失敗することはなくなると思いますよ。

3、どんな特徴を持つサークルを警戒すべき?

大学には本当に様々なサークルがあります。どの大学にもあるであろう、通称「テニサー」と呼ばれているテニスサークルであったり、「フォルクローレ研究会」などといったマイナーなことをしているサークルであったりと、大学には多種多様なサークルが存在します。活動内容が明らかだったり、SNSの更新が活発であったりするサークルは安心できるものが多いのですが、中には入る時には注意が必要なサークルもあります。未然にそのようなサークルに入るのを防ぐためにもこれから挙げる5つの注意点を確認してみてください。

(1)飲みサーではないか

サークルの中には、「飲みサー」とよばれるような、サークル本来の活動をほとんどせず、飲み会などお酒を飲むことがサークルの活動となっているサークルがあります。では飲みサーは普通のサークルとどのような違いがあるのでしょうか。

・飲み会の頻度が多い (週一回飲み会、活動後は飲み会など)
・本来の活動がおろそかになっている (テニサーなのにラケットが無い、真剣に活動していないなど)
・コールが多い (コール表を渡される、コールをかける役職があるなど)
・SNSで活動の様子がわからない (SNSに載せられないような活動をしている)
このようなサークルは飲みサーの可能性が高いので注意するようにしてください。大学生なので、法律を守る中でほどよくお酒を飲むのはよいですが、くれぐれもお酒を飲むことがメインの活動にならないように飲みサーには注意するようにしてください。

(2) オカルト系・宗教系サークルではないか

表向きは心霊系や宗教系を研究するサークルですが、実際は宗教団体が、学生が運営するサークルを装って運営していることがあります。必ずしも、宗教、オカルト=悪、というわけではありませんが、執拗な勧誘を行ってくる場合は注意が必要です。下の勧誘方法に一つでも当てはまったら注意してください。
・一人のときに声をかけてくる団体
・セミナーやボランティア活動に参加を進めてくる団体
・見た目が怪しそうな団体 (黒いもので身を固めているなど)

このような団体は、オカルト系、宗教系のサークルの可能性が高いです。宗教、オカルトは悪ではありませんが、気が付かないうちに事件に巻き込まれていたり、宗教に入信していたりと取り返しのつかないことになってしまう可能性があります。「怪しいと思ったサークルには入らない」、ということを徹底しておくとオカルト系、宗教系のサークルに入ることは少なくなると思います。

(3)オーランサークル、イベントサークル

オーランサークル(オールラウンドサークル)、イベントサークルは活動内容が決まっておらず、オールラウンドに様々なイベントを行うサークルです。活動内容がわかりにくいということもあり、サークルの活動で何が行われているのかわからないということに注意が必要です。表向きはスポーツサークルだったのに、実際は「飲みサー」だったということもあるため、SNSなどで活動の様子が載せられていないサークルは注意が必要です。

(4) 公式のSNSがないサークル

面白そうだなと思ったサークルがあったら、ツイッターや、インスタグラムでサークルの公式アカウントがあるかどうか、探してみてください。サークルの活動内容が日々更新してあれば活動が真面目なサークルだと判断できますが、活動内容がわからないサークルだと何をしているのかが分かりません。SNSに載せられないような活動をしている可能性があるため、注意が必要です。

(5)一年間のおおまかな予定が決まっていないサークル

サークルといえば、新歓飲み会や、合宿、忘年会など一年のうちに様々なイベントが企画されています。しかし、このようなイベントがおおよそ何月に企画されているか、新歓時のビラやSNSに示されていない場合は、運営やサークルの幹部がしっかりしていない可能性があるため、注意が必要です。一年間のおおよそのイベントがわかっていないと、一年間でどれくらいのお金が必要なのか分かりません。
このようなときは、新歓のときにサークルの先輩に聞いてみてください。このときにあやふやな答え方をされた場合は飲みサーなど不定期の飲み会が多い可能性があります。サークルのためにバイトをするという生活になってしまいかねません。自分のお金事情や予定の作り方にあったサークルを選ぶようにしましょう。

このように、見た目から怪しいサークルや、表向きの活動と違ったことをしているサークルは注意が必要です。また、SNSがなかったり、更新頻度が少ないなど、活動の様子がわかりにくいサークルも入ってからのトラブルにつながりやすいため、注意が必要です。新歓期は大学4年間の楽しさを決める重要な時期です。間違ったサークルを選んでしまって大学生活を台無しにしないようにしましょう。

4、サークルでのトラブル事例4選

いざ、サークルに入ってみると細かなトラブルからサークルの存続を占うような大きなトラブルまで様々なトラブルに直面するかもしれません。ここでは、実際にあった例を紹介しながら、トラブルを未然に防ぐためにはどうすればよいのかそしてその対処方法を説明していきたいと思います。4ではトラブルの事例を、5ではそれぞれの対処方法について説明するので、対応させながら見てください。

(1) 金銭関係でのトラブル1

サークルに属していると様々なイベントがあり、毎回それに伴ったお金を払わなくてはいけません。しかし、サークルの年会費や様々なイベントの費用を「お金がないから給料日まで待って」などと言い、逃れるメンバーがいます。このようなときは、サークル長やサークルの会計係などの人が肩代わりするのですが、未納の人にお金を払うよう催促しても一向に払う気配がありません。そして、サークルに来なくなりお金の支払いを逃れるようになりました。

(2)金銭関係でのトラブル2

サークルには運営費や年会費などといった年単位での会費の支払いがある場合があります。年度の途中にサークルを辞めようとしたときに年度の途中までの会費の残額の返金を求めましたが断られてしまいました。このような年単位での大きな金額の支払い、返金はどうすればよいのでしょうか。

(3) サークルでの人間関係のトラブル

サークルで何らかのトラブルやけんかが起きてしまい、自分以外のサークルメンバーとの関係が悪くなってしまい、サークルに行くのが気まずくなってしまうことがあると思います。このような人間関係でのトラブルはどうすればよいのでしょうか。

(4) サークルでの恋愛関係のトラブル

サークル内でカップルができることは大学生ではよくあることだと思います。実際、異性を求めてサークルに入ったという人もいると思います。しかし、このサークル内恋愛ではトラブルが起こりやすいものです。
・浮気の発覚
・サークル内での三角関係
・飲み会での恋愛に関する事件
など、恋愛関係のトラブルは様々なことが起きます。
また、恋愛関係のトラブルではサークル全体にその被害が広がってしまい、サークル自体を壊してしまう「サークルクラッシャー」と呼ばれる事件も起きています。このような恋愛関係のトラブルはどのように対処すればよいのでしょうか。

5、サークル・インカレのトラブル別対処方法

(1)金銭関係でのトラブル1

このようなお金の支払いに関するトラブルは大学生には多くなっています。イベントに参加したのにも関わらず、参加費を払っていない場合には参加費の徴収が絶対に必要になってきます。イベントに参加していない場合でもキャンセル料がかかっている場合にはその分の徴収が必要です。
また、サークルには納会や定例会などといったそれまでの活動内容を振り返ったり活動費用の内訳、滞納者の名簿読み上げなどが行わたりする会があります。このときに、滞納者の名前をサークルメンバーに知らせておくことが大事です。幹部だけでなくサークル全体に知らせておくことでサークルの現状がわかりやすくなり、滞納者の居場所や様子などが把握しやすくなります。

このように、金銭面でのトラブルは全体の周知が必要になっています。サークル内のような少額の規模では裁判所で判決を求めるのはあまりよくない可能性があります。当事者同士で解決することが大切です。

(2) 金銭関係のトラブル2

これも大学生に多いトラブルになっています。サークルの活動が活発な場合、年単位や学期単位で会費の支払いをするケースがあります。年度の途中でサークルを抜けた場合、残額を返金してもらえるかどうかは会費を払う時点での契約の内容によります。「返金は認めない」とあれば返金はできませんし、記入がなければそれはサークルの方針によります。しかし、基本的に年会費という形で払ってしまったのであれば返金はできない可能性が高いです。年会費を払う時点でサークルの幹部に確認しておくことをお勧めします。

(3)サークルの人間関係でのトラブル

人間関係でのトラブルはサークルに属し、様々な人と交流する中では起こっても仕方gないことです。では、人間関係が悪くなった場合はどうすればよいのか。まず、一番初めにやってほしいことは、悪くなった人間関係を修復することです。どうして、関係が悪くなってしまったのか、双方話し合って仲を戻すことが一番お互いにとってメリットとなります。
しかし、どうしても仲が戻せない場合はどうすればよいのでしょう。サークルは本来楽しむべき場所です。サークル活動が楽しければ、仲の悪い人を気にせずサークル活動を楽しめばよいのです。しかし、どうしても仲が悪くなった人が気になって、サークル活動が楽しめないというときは、思い切ってサークルを辞めてしまうのも一つの手です。大学生には様々なコミュニティがあります。必ずしもそのサークルがいい、というわけでなければやめてしまい、他のコミュニティに属するというのも一つの手です。サークル以外のコミュニティについては次の“6、サークルやめるのが不安な人に大学生が入れるコミュニティとは?”に詳しく書いてありますよ。

(4)サークルでの恋愛関係のトラブル

恋愛関係のトラブルでは、サークルの存続を揺るがすような大きなトラブルとなる可能性があります。トラブルがわかった時点で早めの対処が必要となってきます。まず、初めにやらなくてはならないのは、当事者同士での話し合いではなく、第三者も含めた話し合いです。当事者同士では恋愛に関するトラブルでは感情が高まって、話し合いどころではなくなります。必ず、第三者も含めた話し合いを行うようにしてください。これで、トラブルが解決しない場合は、当事者二人とも、または、どちらか一方をサークルを辞めさせることが良いです。サークルの存続のためにも、サークルにトラブルを引き起こす人がいるのはよくありません。恋愛関係のトラブルは様々な問題を誘発しかねません。解決しない場合は、当事者を辞めさせてしまうのが一番の対処です。

6、サークルやめるのが不安な人に大学生が入れるコミュニティとは?

しかし、どうしてもトラブルがあってサークルの仲間とよくない雰囲気になってしまった、サークルの活動が無くなりそうなどサークルを辞めなくてはならない場合もあります。コミュニティから抜けるのは人間だれしも抵抗があります。しかし、サークルだけがコミュニティというわけではありません。
アルバイトや、長期インターンなどをして給料をもらいながら社会経験を積んで自分の価値尾高めたり、自分で新たにサークルを立ち上げたり、ゼミや学生団体に入ったりなど大学生活には様々なコミュニティがあります。自分からコミュニティに参加したり、新たなコミュニティを作ったりすることでサークルを辞めたとしても新たな世界があるということを忘れないでください。

7、小括

いかがだったでしょうか?サークル選びは大学生活の楽しさを決める重要な場面です。間違った情報に惑わされずに正しいサークルを選んで、一度しかない大学生活を楽しんでくださいね。

8、まとめ

・サークル選びには先輩や友達からの情報が大切である。
・少しでも怪しいと思ったサークルには入らないことが大切である。
・トラブルが起こった場合には、早めの対処が大切である。
・大学生はサークル以外にも様々なコミュニティがあり、自分の好きな場所に属することが大切である。